データ容量・プラン選び

データ繰り越しできる格安SIMはどれ?6社の対応を比較

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※当サイトにはアフィリエイト広告(PR)を含むページがあります。この記事は各社の公開情報の調査に基づくもので、筆者が全社を契約して試したものではありません(筆者が契約しているのは日本通信SIMのみです)。データ繰り越しの仕様は各社が変更することがあるので、契約前に必ず公式サイトでご確認ください。

データ繰り越しができる格安SIMは、主要6社のうちUQモバイル・ワイモバイル・IIJmioの3社です(2026年8月10日確認)。日本通信SIM・楽天モバイル・LINEMOは非対応ですが、理由は3社でそれぞれ違います。

「今月ギガが余ったのに、来月にはゼロから」——これがもったいなくて、データ繰り越し(余った容量を翌月に持ち越す機能)でSIMを選ぶ人は少なくありません。主要な格安SIM/サブブランドでも「繰り越しできる社」と「できない社」にきれいに分かれます。しかも「できない社」は、単にサボっているのではなく、プランの作り方の違いから「繰り越しが要らない/繰り越しようがない」という理由だったりします。この記事では主要6社を公式情報で整理し、あなたの使い方ならどう考えればいいかを分岐で示します。

先に結論:6社は「あり3社/なし3社」に分かれる

2026年8月10日時点で、各社の公式サイトを確認した繰り越し対応は次のとおりです。

データ繰り越し | 主要6社

繰り越しできる社・できない社

「なし」でも理由はバラバラ。次章で分けて説明します

繰り越し持ち越せる期間の目安
UQモバイル au系サブブランド ○ 対応 ○ 翌月末まで
ワイモバイル ソフトバンク系サブブランド ○ 対応 ○ 翌月末まで
IIJmio MVNO ○ 対応(月間付与分のみ) ○ 翌月末まで
楽天モバイル データ無制限 × 非対応 △ 無制限なので繰り越し不要
日本通信SIM 筆者契約中 × 非対応 △ 使った分だけ払う型
LINEMO ソフトバンク系オンライン専用 × 非対応 × 毎月1日にリセット
  • 各社公式サイトで確認(2026-08-10、2026-09-25再確認・変更なし)。持ち越せる量には各社ごとに上限があります(本文参照)。

SIMくらべ

「繰り越しがあれば得、なければ損」と単純に決めつけないでください。あなたが毎月ギガを余らせているのか、逆に足りていないのかで、繰り越しの価値はまったく変わります。ここを取り違えると、いらない機能に釣られて自分に合わないプランを選ぶことになります。

繰り越しできる3社(UQ・ワイモバ・IIJmio)の条件

3社とも「翌月末まで」という点は共通ですが、持ち越せる量の上限にそれぞれクセがあります。ここを知らないと「思ったより繰り越されていない」と感じることになります。

  • UQモバイル:未使用分を翌月末まで繰り越せます。繰り越せる上限は「前月の基本データ残容量分まで」。うれしいのは消費順で、繰り越し分から先に使うため、繰り越したギガが期限切れで無駄になりにくい設計です。
  • ワイモバイル:余った分を翌月末まで繰り越せます。上限は「翌月に加入しているプランのデータ容量(データ増量オプション分を含む)まで」。つまり大容量プランほど多く繰り越せます。
  • IIJmio:毎月付与される月間データ量(バンドルクーポン)を翌月末まで繰り越せます(例:2月分は3月末まで)。ただし追加チャージで買い足したデータは繰り越し対象外で、購入月内に使い切る必要があります。ここを混同しないよう注意。
繰り越し対応3社の主力プラン(月額・通話条件はデータ層から表示)
事業者・プラン 月額
(税込)
データ容量 回線 無料通話 通話定額
オプション
UQモバイル コミコミプランバリュー 当サイトに報酬なし 3,828円 35GB au回線 1回10分以内の国内通話かけ放題込み 通話放題(24時間) +1,100円/月
ワイモバイル シンプル3(S/M/L) 当サイトに報酬なし S(5GB) 3,278円 / M(30GB) 4,378円 / L(35GB) 5,478円 S 5GB / M 30GB / L 35GB ソフトバンク回線 Lのみ1回10分以内の国内通話かけ放題込み だれとでも定額+(10分) +880円/月 / スーパーだれとでも定額+(24時間) +1,980円/月 / スーパーだれとでも定額+(L専用・24時間) +1,100円/月
IIJmio ギガプラン(音声SIM) 2GB 850円 / 5GB 950円 / 10GB 1,400円 / 15GB 1,600円 / 25GB 2,000円 / 35GB 2,400円 / 45GB 3,300円 / 55GB 3,900円 2〜55GB(8段階から選択) ドコモ回線/au回線から選択 なし(通話定額はオプションで追加) 通話定額5分+ +500円/月 / 通話定額10分+ +700円/月 / かけ放題+ +1,400円/月

※ 料金は全て税込。2026-08-08に各社公式サイトを確認した内容です。 最新の料金・契約条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。

※「調査中」は現時点で公式サイトの記載を確認できていない項目です。推測では埋めていません。

※「当サイトに報酬なし」は、その事業者から当サイトが報酬を受け取れる広告プログラムが無いことを示します。報酬の有無で評価を変えない方針です(広告掲載ポリシー)。

※ 順位は付けていません。条件によって向き・不向きが変わるため、本文の分岐を参照してください。

3社の中で選び分けるなら、ざっくりこう考えられます。au回線で速度も重視するならUQ、ソフトバンク回線や家族割の恩恵を受けたいならワイモバ、とにかく容量あたりを安くしたい・容量を細かく選びたいならIIJmio。繰り越しの有無だけでなく、回線・月額・通話条件も合わせて見てください。

UQ・ワイモバイルの詳しい条件は公式サイトでご確認ください。UQモバイル公式 / ワイモバイル公式(この2社へのリンクは通常リンクで、アフィリエイトリンクではありません)

繰り越し「なし」3社の理由はぜんぶ違う

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。繰り越し非対応でも「損」とは限りません。理由が3社でまったく違うからです。

  • 楽天モバイル:公式回答は「高速データ容量の使用量に制限を設けていないため、翌月に繰り越すサービスは提供していない」。つまりデータ無制限だから繰り越す必要がない。使いたいだけ使えるので、余りという概念自体が薄いプランです。
  • 日本通信SIM(筆者が契約中):合理的プランは、決められた容量の中で使った分に応じて支払う組み立てが基本で、公式FAQでも「翌料金月に繰り越せない」と明記されています。余りを繰り越して得するというより、そもそも料金が抑えめ、という方向の設計です。
  • LINEMO:ベストプラン/ベストプランVは段階制・定額のプランですが、公式FAQで「余ったデータ通信量は翌月にくりこすことはできません。毎月1日にリセットされます」と明記。これは3社の中で唯一、繰り越したい人には素直にマイナスになる非対応です。

非対応3社 | 理由の違い

同じ『繰り越しなし』でも意味が違う

繰り越しがないこと自体を、損と受け取るべきか

非対応の理由毎月ギガが余る人にとって
楽天モバイル データ無制限 ○ 無制限だから繰り越し不要 ○ 余る心配自体がない
日本通信SIM 使った分だけ払う型 △ 料金を抑える方向の設計 △ 繰り越しより低月額で相殺
LINEMO 段階制の定額 × 単純に繰り越し非対応 × 余ると素直にもったいない
  • 各社公式FAQで確認(2026-08-10、2026-09-25再確認・変更なし)。「毎月ギガが余る人」を基準にした評価です。使い切る人にはこの評価は当てはまりません。

SIMくらべ

つまり同じ「繰り越しなし」でも、楽天は繰り越さなくていいから/日本通信は安いから/LINEMOはただ非対応だからという別々の事情。繰り越しの有無だけを見て横並びに評価すると、判断を間違えます。

あなたの使い方別:どう選ぶか

繰り越しは「毎月ギガが余る人」ほど価値が出て、「毎月ちょうど/足りない人」にはほぼ関係がありません。使い方から逆算しましょう。

  • 月によってギガの消費にムラがある(少ない月と多い月が交互) → 繰り越し対応のUQ・ワイモバ・IIJmioが向きます。少ない月の余りを、多い月の足しにできます。
  • 毎月きっちり使い切る/むしろ足りない → 繰り越しの価値はほぼありません。容量そのものが大きいプランか、動画をよく見るなら無制限の楽天を軸に、月額と回線で選ぶほうが合理的です。
  • 毎月あまり使わない(数GBで足りる) → 余ったギガを繰り越しても大した量になりません。それより低容量で月額が安いプラン(日本通信やIIJmioの小容量、LINEMOの3GB帯など)のほうが、繰り越し以上に効きます。この層は「繰り越しがあるか」で選ぶ意味が薄いです。

大事なのは、繰り越しは「保険」であって「得」ではないという感覚です。余らせている時点で、本当はもう一段安いプランで足りているケースが多い。繰り越しに惹かれたら、まず「自分は本当にそのギガを使い切れているか」を先に見直すと、月額を下げるほうが効くことがよくあります。

よくある質問(FAQ)

Q. 繰り越したギガは、ずっと持ち越せますか? A. いいえ。今回の3社(UQ・ワイモバ・IIJmio)はいずれも翌月末までです。「永久繰り越し」ではないので、7月に繰り越した分を8月に使い切れなければ、その分は9月には持ち越せず消えます。繰り越し分から先に使う社(UQ)だと無駄になりにくいですが、基本は「翌月中に使い切る」前提で考えてください。

Q. 繰り越せる量に上限はありますか? A. あります。UQは「前月の基本データ残容量分まで」、ワイモバは「翌月に加入しているプランの容量(増量オプション含む)まで」、IIJmioは「毎月付与される月間データ量のみ(追加チャージ購入分は対象外)」。無制限に貯め込めるわけではないので、大量に余らせても頭打ちになります。

Q. 楽天モバイルやLINEMOに繰り越しがないのは、選ぶ上でマイナスですか? A. 使い方によります。楽天は無制限なので繰り越しがなくても困りにくく、むしろ余りを気にせず使えます。LINEMOは繰り越し非対応がそのままマイナスに働きますが、LINEギガフリー(一部機能が容量にカウントされない)など別の強みで容量を節約する作りです。日本通信は繰り越しがない代わりに月額が抑えめ。「繰り越しがない=ダメ」ではなく、何で埋め合わせているかで見てください。

Q. データシェアやチャージした分も繰り越せますか? A. 社によって扱いが違います。少なくともIIJmioは、公式で追加チャージ分は繰り越し対象外と明記されています。チャージや家族シェアの扱いは繰り越しルールと別建てになっていることが多いので、その機能を当てにするなら契約前に各社公式で個別に確認してください。


繰り越しは「余ったギガの受け皿」であって、それ自体があなたを得させてくれるわけではありません。繰り越しに惹かれたら、まず自分がそのギガを毎月使い切れているかを見直す。使い切れていないなら、繰り越し以上に「もう一段安いプラン」が効きます。この視点で6社を見比べてみてください。

※料金・キャンペーン条件・繰り越し仕様は執筆時点のものです(最終確認日: 2026-09-25)。最新は各公式サイトでご確認ください。

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