乗り換え・手続き

格安SIMの名義変更・譲渡はできる?6社の手数料

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※当サイトにはアフィリエイト広告(PR)を含むページがあります。この記事の広告リンクは、記事末尾の「広告・PR」枠にあるIIJmioの1本だけです(2026年9月17日時点)。それ以外の各社へのリンクは、出典として置いた公式ページへの通常リンクです。内容は各社が公開している情報の調査に基づくもので、筆者が6社で名義変更を申し込んだものではありません(筆者が契約しているのは日本通信SIMのみです)。手続きの前に、各公式サイトで最新の案内をご確認ください。

親が使っている回線を自分の名義に移したい。結婚して名字が変わった。この2つはどちらも「名義変更」と呼ばれますが、手続きの名前も窓口も手数料もまったく別です。ここを混同すると、Webで5分で終わる手続きのために店頭へ行き、4,950円を払うことになります。

この記事でわかることは3つです。

  • 「譲渡(別の人へ)」と「改姓(同じ人の姓の変更)」の分かれ目
  • 日本通信SIM・楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル・LINEMO・IIJmioの手数料と窓口
  • 申し込んでも止まる5つの条件

順位はつけません。名義変更のしやすさは回線の良し悪しではなく、その手続きが自分に起きるかどうかで重みが変わるからです。

名義変更には2種類ある

窓口を間違える原因は、各社が別々の名前を使っていることにあります。LINEMOの公式FAQがこの区別をいちばん整理して書いていて、次の4つに分けています。

  • 改姓/改名:婚姻などで氏名が変わる場合。契約者は同じ人
  • 譲渡:家族や他人へ名義を変える場合。契約者が別人になる
  • 承継:契約者が亡くなり、家族が引き継ぐ場合
  • 請求先名義変更:契約者は変えず支払名義人だけ変える場合(LINEMOは「不可」)

このうち手数料が発生して手間もかかるのは譲渡です。改姓は同じ人の情報の書き換えなので、多くの社がWebか郵送で無料に近い扱いにしています。

「親の回線を自分名義に」は譲渡、「結婚して名字が変わった」は改姓。まずここを決めてから各社のページを開くと、探し物が半分になります。

6社の対応と手数料

名義変更 | 譲渡の条件

6社の譲渡(別の人へ名義を移す)手続き

2026年9月7日に各社の公式ページで確認した記載をもとにしています

譲渡の可否窓口手数料
日本通信SIM 筆者契約中 × 「できません」と明記 × 手続き自体が用意されていない × —
楽天モバイル ○ 可(対象外の旧回線あり) ○ my 楽天モバイル(Web) ○ 0円(郵送は3,300円)
IIJmio ○ 可(ギガプランのみ) ○ 会員専用ページ(Web) △ 1,100円
LINEMO ○ 可 ○ 専用サイト・24時間受付 △ 3,850円
UQモバイル ○ 可 △ 店頭のみ(2人で来店) △ 4,950円(家族間は不要)
ワイモバイル ○ 可 △ ワイモバイルショップ × 4,950円
  • ※金額はいずれも税込。各社の公式ページの記載を根拠にしています(2026年9月7日確認)。
  • ※改姓(同じ人の姓の変更)は別の手続きで、手数料も窓口も異なります。本文の「改姓だけなら手続きは軽い」を参照してください。

SIMくらべ

日本通信SIM|契約後の変更は不可

筆者が契約している日本通信SIMは、公式の「乗り換えるとできなくなること」に**「ご契約後の名義変更はできません。乗り換え元の携帯事業者で名義変更をお済ませください。」**と書かれています。

これは乗り換えの順番に直結します。親名義の回線を自分名義にして日本通信SIMへ移すなら、先に今の会社で名義変更を済ませ、それから申し込むという順序です。逆にすると、日本通信SIM側では戻せません。

なお改姓(結婚などによる姓の変更)を受け付けるかどうかは、公式のよくあるご質問を検索しても該当の記載を見つけられませんでした(2026年9月7日確認)。当サイトでは未確認として扱います。日本通信SIMには案件がなく、この回線の紹介で当サイトは報酬を受け取っていません。良い面と同じ基準で書いています。

楽天モバイル|Webで0円

公式の契約者変更手続き(譲渡)ページには、手数料0円と書かれています。注記として「以前の申請書がお手元に残っていて、郵送でお手続きを行う場合は、手数料3,300円(税込)が発生いたします」とあり、郵送を選ぶと有料になる点だけ気をつけてください。

必要なものは、現在の契約者が楽天ID、新しい契約者が楽天IDと本人確認書類です。現契約者の申し込みからURL発行までが1日程度、新契約者の本人確認はスマホでの確認なら最短1日、郵送だと最短1週間程度と案内されています。

対象外の契約もあります。公式には「楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)、旧FREETEL、YAMADA SIM PLUS、DMM mobileをご利用中のお客様については、契約者変更手続き(譲渡)は受け付けておりません」と明記されています。

IIJmio|ギガプランのみ1,100円

IIJmioの譲渡は2025年2月18日に始まった比較的新しい手続きです。公式の名義変更(譲渡)ページによると、手数料は1プラン/1回線につき税込1,100円で、新しい契約者に請求されます。

対象はギガプランだけです。流れは、現在の契約者が会員専用ページから事前申し込みをし、発行されたURLで新しい契約者が本申し込みをする形。本人確認完了後、最大14日程度かかります。

注意点が1つあります。公式に「名義変更(譲渡)によりSIMカードやSIMプロファイルは新たに発行されません」とあり、使う人も変わるならSIMカードを直接手渡す必要があります。渡せない場合やeSIMの場合は、新しい契約者が有償で再発行することになります(SIMカード2,200円、音声eSIMはタイプDが433.4円・タイプAが220円)。

LINEMO|24時間受付で3,850円

公式の譲渡手続きページでは、専用サイトからの申し込みで受付時間は24時間(年中無休)、手数料は3,850円と案内されています。譲受者はクレジットカードもしくは口座情報がわかるものを準備します。

見落としやすいのが解約金の起算です。公式には「譲渡後に、譲受者が解約または他社へのりかえる際、譲渡者のご契約から12ヵ月以内の場合は、解約時の料金プランに応じて契約解除料が発生します。(LINEMO ベストプラン:990円、LINEMO ベストプランV:1,100円)」と書かれています。12か月のカウントは譲り受けた日からではなく、前の契約者の契約日からです。

LINE連携をしている場合は、手続き前にMy Menuから解除しておく必要もあります。

UQモバイル|家族間なら手数料なし

公式の譲渡・承継ページには手数料4,950円とあり、続けて「承継・家族間譲渡・家族間承継の場合は不要です」と明記されています。親子・夫婦間なら無料ということです。

窓口は店頭のみで、「現在のご契約者(譲渡者)・新しく譲り受けられる方(譲受者)のお二人でご来店ください」と書かれています。譲渡者が来店できないときは、譲渡者の委任状と本人確認書類(コピー可)を持参すれば譲受者だけで手続きできます。未成年へ譲る場合は親権者の同伴が必須です。

同じUQモバイルでも、改姓だけなら店頭に行く必要はありません。この差は次の章で扱います。

ワイモバイル|店頭で4,950円

公式FAQ「契約名義の変更(譲渡)はできますか?」には「ご契約者さまのご家族、ご友人のかたなど、別のかたに契約名義を変更する場合は、ワイモバイルショップでお手続きできます」とあり、手数料は1回線あたり4,950円です。

必要なものは両者の本人確認書類と印鑑、支払方法に応じたキャッシュカード・通帳またはクレジットカード。未成年へ譲る場合は親権者の同意書が要ります。UQモバイルと違い、家族間の免除についての記載は同FAQで確認できませんでした(2026年9月7日確認)。家族間で移す予定があるなら、事前にショップへ問い合わせるほうが確実です。

譲渡が止まる5つの原因

申し込んだのに進まない、そもそも申し込めない。公式ページから読み取れる原因は次の5つです。

1. その会社が譲渡を扱っていない

日本通信SIMのように、契約後の名義変更を受け付けていない社があります。この場合、回避策は「乗り換え元で名義を直してから申し込む」しかありません。

2. 契約しているプランが対象外

IIJmioの譲渡はギガプランだけが対象です。旧プランやmioひかりは含まれません。楽天モバイルも、ドコモ回線・au回線の旧契約や旧FREETEL、YAMADA SIM PLUS、DMM mobileを対象外としています。古い契約のまま使い続けている人ほど、ここで引っかかります。

3. 最低利用期間の途中

IIJmioの公式Q&Aには「最低利用期間中は回線を引き継ぐことができません」とあります。あわせて「利用期間についてはそのまま新しい契約者に引き継がれます」とも書かれており、期間が明けるのを待てば手続きできるということです。

4. 新しい契約者が18歳未満

IIJmioは「新しいご契約者様が18歳未満の場合はお申し込みいただけません」と明記しています。楽天モバイルは申し込み自体はできますが、「あんしんコントロール」の契約が必須で、「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」の提出も求められます。子ども名義そのものの条件は子ども名義と利用者登録の記事にまとめました。

5. 支払い名義だけ変えようとしている

LINEMOの公式FAQは、契約者名義は変えずに支払名義人だけ変える「請求先名義変更」を不可としています。契約者と支払い名義の関係は社ごとに条件が違うので、支払い名義の記事もあわせて確認してください。

改姓だけなら手続きは軽い

結婚や離婚で姓が変わっただけなら、譲渡の手数料はかかりません。窓口はきれいに分かれます。

  • UQモバイル:公式FAQに「改姓のみの場合は、My UQ mobile(Web)でお手続きいただけます。」と明記。店頭に行く必要はありません
  • IIJmio:公式Q&Aに「結婚等により契約者様が改姓された場合については、名義の変更(姓のみの変更)をお受けしています。」とあり、会員専用ページから変更できます
  • LINEMO:改姓はMy Menuで手続き。ミドルネームがある場合や改名は、カスタマーサポートへ問い合わせのうえ郵送になります
  • 楽天モバイル:公式ページによると郵送のみで手数料0円、完了まで約2週間。「楽天モバイル 名義変更(改姓)届」に加え、変更前後の氏名が確認できる公的書類のコピーが必要です
  • ワイモバイル:公式の改名・改称ページによるとワイモバイルショップかカスタマーセンター(申込書の郵送)。戸籍謄(抄)本の原本が必要で、「発効日から3ヵ月以内で、新・旧両方の名前が記載されているもの」と条件が付きます。手数料の記載は同ページで確認できませんでした

同じ「名義変更」でも、UQモバイルは譲渡が店頭4,950円、改姓はWebで完結します。自分の用件がどちらかを先に決めるだけで、無駄足を1回減らせます。

端末代の残債という落とし穴

回線の名義が移っても、端末代の支払いまで一緒に移るとは限りません。

楽天モバイルの公式ページには「ご利用中の製品代金のお支払い方法として、クレジットカードでの分割払いを選択されている場合は、旧ご契約者様のお支払いが継続されます。製品代金のお支払いに関する変更は受け付けておりません。各種クレジット会社へご連絡ください。」と書かれています。回線は子の名義、端末代の請求は親のカードのままという状態が起こりうるということです。

UQモバイルの譲渡・承継ページには、分割残債の扱いについての記載を見つけられませんでした(2026年9月7日確認)。金額が大きい部分なので、端末を分割で買った回線を移すなら、申し込み前に契約中の会社へ残債の扱いを確認するのが安全です。

もう1つ、IIJmioは譲渡で名義(mioID)が分かれるため、「家族割引の音声SIMまたeSIMを2回線以上保有する条件を満たさなくなる場合は、家族割引の特典が外れます」と公式に注記されています。名義を分けた結果、月額が上がることがあります。

名義変更のしやすさで選ぶか

名義変更の条件が分かれた4社の契約条件
事業者・プラン 月額
(税込)
データ容量 回線 縛り・解約金
日本通信SIM 合理的50GBプラン 筆者契約中 当サイトに報酬なし 2,178円 50GB ドコモ回線 なし / 解約金なし
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3GBまで 1,078円 / 3〜20GB 2,178円 / 無制限 3,278円 3GB〜無制限(段階制) 楽天回線 なし・利用開始から1年以内の解約は解約事務手数料 最大1,078円 / 解約金 調査中
IIJmio ギガプラン(音声SIM) 2GB 850円 / 5GB 950円 / 10GB 1,400円 / 15GB 1,600円 / 25GB 2,000円 / 35GB 2,400円 / 45GB 3,300円 / 55GB 3,900円 2〜55GB(8段階から選択) ドコモ回線/au回線から選択 なし / 解約金なし
LINEMO ベストプラン 当サイトに報酬なし 〜3GB 990円 / 3GB超〜10GB 2,090円 〜10GB(段階制) ソフトバンク回線 縛りなし・12カ月以内の解約は解約金990円

※ 料金は全て税込。2026-08-08に各社公式サイトを確認した内容です。 最新の料金・契約条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。

※「調査中」は現時点で公式サイトの記載を確認できていない項目です。推測では埋めていません。

※「当サイトに報酬なし」は、その事業者から当サイトが報酬を受け取れる広告プログラムが無いことを示します。報酬の有無で評価を変えない方針です(広告掲載ポリシー)。

※ 順位は付けていません。条件によって向き・不向きが変わるため、本文の分岐を参照してください。

条件に入れたほうがよい人

  • 子どもの回線を、成人したら本人名義に移す予定がある人
  • 親のスマホを代わりに契約していて、いずれ整理したい人
  • 結婚や離婚で姓が変わる予定が近くにある人

この場合、Webで完結する楽天モバイル・IIJmio・LINEMOのほうが手間が少なくなります。店頭に2人で行く前提のUQモバイル・ワイモバイルは、家族の予定を合わせる必要があります。

気にしなくてよい人

  • 自分名義の回線を自分で使い続ける人
  • 家族の回線もそれぞれ本人名義で契約している人

このケースでは、名義変更の手続きは一度も発生しません。日本通信SIMのように譲渡ができない社でも、料金や通話の条件が合うなら外す理由にはなりません。名義変更は「起きる人には効いて、起きない人には無関係」な条件です。

判断に迷うなら、解約して契約し直すという手もあります。ただし初期費用がかかり直し、電話番号を保つならMNPの手続きも必要になります。解約金・契約の縛りの記事で、その費用感を確認してください。

よくある質問

Q. 親の名義の回線を、自分の名義にしたまま他社へ乗り換えられますか? A. 乗り換え先で名義は直せません。日本通信SIMの公式ページは「乗り換え元の携帯事業者で名義変更をお済ませください」と案内しています。先に今の会社で譲渡を済ませ、そのあとMNPするのが正しい順番です。

Q. 譲渡すると電話番号は変わりますか? A. 変わりません。譲渡は契約者を入れ替える手続きで、回線と電話番号はそのまま引き継がれます。IIJmioは「SIMカードやSIMプロファイルは新たに発行されません」と明記しており、SIMも同じものを使い続けます。

Q. 譲渡した直後に解約したら解約金はかかりますか? A. LINEMOはかかる場合があると公式に書いています。譲渡者の契約から12ヵ月以内に譲受者が解約・乗り換えをすると、契約解除料(ベストプラン990円、ベストプランV 1,100円)が発生します。カウントの起点が前の契約者である点に注意してください。

Q. 手続きにはどのくらいかかりますか? A. 社によって差が大きい部分です。IIJmioは本人確認完了後に最大14日程度、楽天モバイルの改姓は約2週間、楽天モバイルの譲渡はURL発行まで1日程度でその後の本人確認方法によって変わります。月末に急いで済ませようとすると間に合わないことがあります。

Q. 契約者が亡くなった場合はどうなりますか? A. 譲渡ではなく「承継」という別の手続きになります。UQモバイルは承継の手数料を不要としており、LINEMOは郵送での書面受付と案内しています。必要書類が譲渡とは異なるため、各社の承継のページを確認してください。

Q. 名義変更をすると料金プランは変わりますか? A. 各社の案内は手続きの流れが中心で、プラン料金の扱いは社ごとに条件が異なります。IIJmioは家族割引の条件から外れると特典がなくなると明記しています。当サイトでは6社分を公式で確認できていないため、断定しません。

名義変更でつまずく人の多くは、「譲渡」と「改姓」を分けずに調べ始めています。用件を先に決め、そのうえで自分の契約先の公式ページを開けば、必要な書類も窓口も1回でそろいます。手数料が0円の社と4,950円の社があるという事実も、先に知っておくほど選択肢が広がります。

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(最終確認日: 2026-09-07)。最新は各公式サイトでご確認ください。

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