乗り換え・手続き

機種変更でSIMはどうなる?6社の再発行手数料

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※当サイトにはアフィリエイト広告(PR)を含むページがあります。この記事の広告リンクは、記事末尾の「広告・PR」枠にあるIIJmioの1本だけです(2026年9月17日時点)。それ以外の各社へのリンクは、出典として置いた公式ページへの通常リンクです。内容は各社が公開している情報の調査に基づくもので、筆者が全社を契約して確かめたものではありません(筆者が契約しているのは日本通信SIMのみです)。手続きの前に、必ず各公式サイトで最新の案内をご確認ください。

スマホを買い替えるとき、多くの人が最後に気づくのがSIMの話です。「古い端末からSIMを抜いて、新しい端末に挿すだけ」で終わることもあれば、数千円の手数料がかかることもあります。

分かれ目は端末の性能ではありません。いま自分が使っているSIMが「カード」なのか「eSIM」なのか、そして手続きをウェブでするのか店頭でするのか、この2点です。ここを知らずにショップへ持ち込むと、ウェブなら無料だった手続きに4,950円を払うことにもなります。

この記事では、日本通信SIM・楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル・LINEMO・IIJmioの6社について、各社の公式ページに書かれている記述だけを使って、機種変更のときにSIMの手続きが要るのか、要るならいくらかかるのかを整理します。順位付けはしません。この費用は「どこが優秀か」ではなく「自分の契約がどの型か」で決まる話だからです。

先に結論:費用は「SIMの形」と「どこで手続きするか」で決まる

6社の公式ページを読み比べて見えてきたのは、次の3点です。

  • 同じサイズのSIMカードを差し替えるだけなら、手続きも費用も発生しない。SIMカードは電話番号の入れ物なので、新しい端末がそのサイズに対応していて、その回線に対応していれば挿し替えるだけで済みます。
  • eSIMは「移す」作業が必要。物理的なカードがないため、新しい端末に入れ直す(再発行、または端末間の転送)手続きが要ります。ただしウェブ手続きのeSIM再発行を無料にしている社が複数あります(楽天モバイル・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル)。
  • いちばん高くつくのは店頭。UQモバイルとワイモバイルは、ウェブなら無料または1,100円の手続きが、店頭では4,950円になります(各社公式で確認・2026年8月29日)。

機種変更 | SIMの手続き

いま使っているSIMの形で、やることが変わる

費用が発生するかどうかは、端末ではなくSIMの形で決まります

機種変更のときの手続き費用の傾向
SIMカード(サイズが同じ) 差し替えるだけ ○ 抜いて挿すだけ・申請不要 ○ 手数料は発生しない
SIMカード(サイズが違う) 再発行が必要 × 再発行を申し込み、郵送を待つ × 1,100円〜4,950円がかかる社が多い
eSIM 再発行または転送 △ ウェブで再発行・転送の手続きが要る ○ ウェブなら無料の社が複数ある
  • ※金額・条件は各社公式で確認した2026年8月29日時点のものです。店頭で手続きする場合は別の金額になる社があります。

SIMくらべ

そもそも、機種変更でSIMの手続きが必要になるのはどんなときか

手続きが必要になるのは、主に次の4つの場面です。

  1. SIMカードのサイズが新しい端末と合わないとき。いまのスマホはほとんどがnanoSIMですが、古い端末から機種変更する場合はサイズが変わることがあります。
  2. eSIMを使っていて、別の端末に移すとき。eSIMは端末の中に書き込む方式なので、端末が変わればプロファイルを入れ直す必要があります。ワイモバイルの公式ページには「同じブランド、同じモデルでもIMEIが異なる機種の場合は、『新しい機種』とみなされます」と書かれており、修理で本体交換になった場合も手続きが必要になります。
  3. SIMの形そのものを変えるとき(SIMカードからeSIMへ、またはその逆)。この切り替えを無料にしている社と、有料の社に分かれます。
  4. SIMを紛失・破損したとき。これは機種変更とは別ですが、同じ「再発行」の手数料が適用されます。

逆に言えば、SIMカード同士でサイズが同じなら、多くの場合は差し替えるだけです。SIMカードとeSIMの違いそのものについては、eSIMとSIMカードはどっちがいい?で詳しく整理しています。

6社の公式手数料(2026年8月29日に各社公式で確認)

日本通信SIM:eSIMは1年に3回まで0円

筆者が契約している日本通信SIMは、公式のSIMカード・eSIM再発行の案内に「お客様の利用開始日を起点とした1年間に3回まで、0円でeSIMの再発行等ができます」と書かれています。4回目以降は1,100円です。SIMカードの再発行は音声通話SIMが3,300円、データ専用SIMが2,200円。

注意したいのは時間です。SIMカードの再発行は「お申込完了からSIMの発送まで4営業日前後」で、公式に**「お使いの電話番号が数日間使えなくなる期間があります」**と明記されています。申し込み後のキャンセルもできません。一方eSIMは、10時から20時の申し込みなら1時間以内、20時から24時なら翌日11時頃、0時から10時なら当日11時頃に完了するとされています。

なお、当サイトは日本通信SIMから報酬を受け取っていません。それでもこの記事の先頭に置いているのは、筆者が実際に契約している唯一の回線だからです。

楽天モバイル:eSIMは0円、SIMカードは3,300円

公式の各種手数料ページでは、SIM交換・再発行手数料はSIMカード3,300円・eSIM 0円と案内されています。手続きはmy 楽天モバイルの「契約プラン」から「各種手続き」に進み、「SIM再発行を申請する」を選びます。

ここで公式が繰り返し注意しているのが、手続きの前にeSIMのプロファイルを削除したり、SIMカードを抜いたりしないことです。申請中にワンタイムパスワードのSMSを受け取る必要があるためで、先に消してしまうと手続きそのものが進められなくなります。eSIMの再発行は「お手続きには2時間前後を要します」とされ、その処理が終わったあとはキャンセルできません。

UQモバイル:ウェブなら無料、店頭は4,950円

UQモバイルは差が大きい社です。公式FAQには「『My au(Web)』『My UQ mobile(Web)』でのeSIM再発行/eSIM転送は、無料です。」「au Style/auショップ/UQスポットでお手続きする場合の手数料は、4,950円(税込)です。」と明記されています(公式FAQ「SIMカードからeSIMへの変更する際の手数料はいくらですか?」)。

SIMカードの再発行は4,950円で、こちらは公式FAQに「ご請求は、翌月に合算させていただきます。」と書かれています。ウェブ手続きの受付時間は0時05分から23時55分。新規契約直後は「開通から2日後」からeSIM再発行が可能で、支払方法が口座振替またはクレジットカードの契約者が対象、未成年は未成年WEBフィルター加入者のみという条件も公式に記載されています。

ワイモバイル:ウェブのeSIMは無料、USIMは1,100円

公式の手数料一覧では、SIM再発行はUSIMがウェブ1,100円・店頭4,950円、eSIMがウェブ無料・店頭4,950円。ワイモバイルで端末を買わない機種変更(手持ちのSIMフリー端末に移すケース)も同じ金額です。

公式のeSIM再発行の案内には「My Y!mobileでお手続きの場合、再発行にともなう事務手数料はかかりません。」とあります。同じ手続きでも、窓口が変わるだけで4,950円の差が出るということです。

LINEMO:eSIM再発行0円、ただし手数料改定の告知が出ている

公式の必要な費用一覧では、SIMカード再発行手数料1,100円/回、eSIM再発行手数料0円/回、SIM変更手数料はSIMカードからeSIMが0円、eSIMからSIMカードが1,100円と案内されています。

ただしこのページには**「2026年1月21日(水)より、ウェブでの手続きにおける一部手数料の改定をおこなう予定となります。」という告知が掲示されたまま**です。改定後の具体的な金額は今回参照した範囲では確認できませんでした(=未確認)。手続きの直前に、公式の費用一覧で最新の金額を必ず確認してください。

IIJmio:金額は小さいが、2つの手数料が足し算になる

IIJmioは考え方が他社と違います。公式Q&Aによれば、eSIMの再発行は「SIMプロファイル1つにつきSIMプロファイル発行手数料が発生します」とされ、音声eSIM(タイプD)433.4円・音声eSIM(タイプA)220円・データeSIM(ドコモ網)220円。金額だけ見ればいちばん小さい部類です。

ただし、形やタイプを変えるとここに2,200円が足されます。公式には「機能変更/形状変更(音声通話SIM⇔音声eSIM)/タイプ変更(タイプD⇔タイプA)の際は、別途SIMプロファイル1つにつき2,200円(税込)が発生します」と書かれています(eSIM再発行の手数料Q&A)。SIMカードのサイズ変更・再発行も、変更手数料2,200円に加えてSIMカード発行手数料(タイプD 433.4円・タイプA 446.6円)が別途かかります。

見落としやすい落とし穴

1つめは、店頭とウェブの差です。UQモバイルとワイモバイルはどちらも店頭4,950円。「よく分からないから店員さんに頼もう」という選択が、そのまま5,000円近い出費になります。設定に不安があるなら、まずウェブの手続き画面を開いてみて、そこで詰まってから店頭を検討するほうが順序として無駄がありません。

2つめは、電話が使えない空白期間です。SIMカードの再発行は郵送を待つ手続きなので、日本通信SIMのように「数日間使えなくなる期間があります」と明記している社があります。引っ越し・転職・入院など、電話が止まると困る予定の直前に手続きを始めないのが安全です。

3つめは、先にSIMを消してしまう事故です。楽天モバイルの公式が繰り返し注意しているとおり、eSIMのプロファイルを申請前に削除すると、本人確認のSMSが受け取れず手続きが進みません。古い端末を下取りに出したり初期化したりするのは、新しい端末で通信できることを確認したあとにしてください。

再発行そのものが要らない場合もある

iPhone同士の機種変更なら、eSIMを再発行せずに端末間で直接移せるしくみがあります。LINEMOの公式ページ「eSIM クイック転送・Android eSIM転送」では、iOS17以降のiPhone、iPadOS17.2以降のiPad、対応するAndroid端末で利用できるとされています。受付時間は0時30分から23時30分で、Wi-Fi環境が必要、iPhoneとAndroidのように異なるOS間では使えません。転送が終わると元の端末のSIMは無効になります。

UQモバイルも「eSIM転送」をウェブ手続きの無料メニューとして案内しています。同じOS同士の買い替えなら、まず転送で済まないかを確認するのが、いちばん手数料をかけない道です。

参考:今回取り上げた6社の基本条件

手数料の話とは別に、そもそもの契約条件も並べておきます。再発行手数料は年に何度も発生する費用ではないので、これだけで乗り換え先を決める必要はありません。

今回取り上げた6社の基本条件(初期費用・縛り)
事業者・プラン 月額
(税込)
データ容量 回線 初期費用
(契約事務手数料)
縛り・解約金
日本通信SIM 合理的50GBプラン 筆者契約中 当サイトに報酬なし 2,178円 50GB ドコモ回線 3,300円 なし / 解約金なし
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3GBまで 1,078円 / 3〜20GB 2,178円 / 無制限 3,278円 3GB〜無制限(段階制) 楽天回線 0円 なし・利用開始から1年以内の解約は解約事務手数料 最大1,078円 / 解約金 調査中
UQモバイル コミコミプランバリュー 当サイトに報酬なし 3,828円 35GB au回線 3,850円 縛りなし・1年以内の解約は解約金1,100円(2025年10月以降の契約)
ワイモバイル シンプル3(S/M/L) 当サイトに報酬なし S(5GB) 3,278円 / M(30GB) 4,378円 / L(35GB) 5,478円 S 5GB / M 30GB / L 35GB ソフトバンク回線 3,850円 縛りなし・12カ月以内の解約は解約金858〜1,100円(2026年7月以降の加入)
LINEMO ベストプラン 当サイトに報酬なし 〜3GB 990円 / 3GB超〜10GB 2,090円 〜10GB(段階制) ソフトバンク回線 3,850円 縛りなし・12カ月以内の解約は解約金990円
IIJmio ギガプラン(音声SIM) 2GB 850円 / 5GB 950円 / 10GB 1,400円 / 15GB 1,600円 / 25GB 2,000円 / 35GB 2,400円 / 45GB 3,300円 / 55GB 3,900円 2〜55GB(8段階から選択) ドコモ回線/au回線から選択 3,300円 なし / 解約金なし

※ 料金は全て税込。2026-08-08に各社公式サイトを確認した内容です。 最新の料金・契約条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。

※「調査中」は現時点で公式サイトの記載を確認できていない項目です。推測では埋めていません。

※「当サイトに報酬なし」は、その事業者から当サイトが報酬を受け取れる広告プログラムが無いことを示します。報酬の有無で評価を変えない方針です(広告掲載ポリシー)。

※ 順位は付けていません。条件によって向き・不向きが変わるため、本文の分岐を参照してください。

よくある質問

Q. SIMカードを差し替えるだけなら、会社への連絡は要りませんか? A. サイズが同じで、新しい端末がその回線に対応していれば、多くの場合は差し替えるだけで使えます。ただし端末によってはAPN(インターネット接続の設定)が必要です。対応バンドや動作確認済み端末の一覧は各社が公開しているので、購入前に確認しておくと安心です。

Q. eSIMの再発行はどのくらい時間がかかりますか? A. 社によって差があります。楽天モバイルは公式に「2時間前後」、日本通信SIMは申し込みの時間帯によって当日11時頃から翌日11時頃まで幅があると案内しています。その日のうちに新しい端末を使いたいなら、夜遅くの申し込みは避けるのが無難です。

Q. 店頭でやってもらうのは損ですか? A. 金額だけ見ればウェブのほうが安く済みます。ただしUQモバイルは本人確認書類と印鑑を持参する必要があるなど、店頭には店頭の手続きの流れがあり、対面で確認しながら進められる安心感もあります。費用と手間のどちらを優先するかの選択であって、どちらかが誤りというものではありません。

こんな人に向く/向かない

  • 機種を頻繁に変える人・海外用に端末を使い分ける人:eSIMの再発行がウェブで無料の社(楽天モバイル・LINEMO・UQモバイル・ワイモバイル)や、回数制限つきで無料の日本通信SIMが負担になりにくい形です。
  • 1台を長く使う人:再発行の機会がほとんどないため、この手数料はほぼ気にしなくて構いません。月額や通話条件で選ぶほうが合理的です。
  • 設定を人にお願いしたい人:店頭手数料が高い社(UQモバイル・ワイモバイルは4,950円)では、その分の出費を織り込んでおく必要があります。
  • タイプや形をあとから変えるかもしれない人:IIJmioのように、変更のたびに2,200円が加算される社では、最初にどの形で契約するかを決めておくと余計な費用を避けられます。

まとめ

機種変更のときのSIMの費用は、「カードかeSIMか」「ウェブか店頭か」の2つの掛け算で決まります。同じ会社でも0円から4,950円まで開きが出るので、手続きを始める前に自分がどの経路に当てはまるかを確認するだけで、無駄な出費はかなり減らせます。

そして費用より怖いのが、電話が使えない空白期間と、古い端末を先に消してしまう事故です。急いでいるときほど、公式ページの手順を1度読んでから始めてください。

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(最終確認日: 2026-08-29)。最新は各公式サイトでご確認ください。

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