乗り換え・手続き

格安SIMの回線切替は何時まで?6社の受付時間

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乗り換えの最後の一手が「回線切替」です。SIMやeSIMが手元に届いたあと、自分でボタンを押すか電話をかけると、そこで元の会社との契約が終わり、新しい会社の回線が使えるようになります。

問題は、この最後の一手に受付時間があることです。仕事から帰って、夜にゆっくり手続きしよう——と思っていたら、その時間帯はもう受付が終わっていた、あるいは受け付けはされたけれど開通は翌朝、ということが起こります。切替の最中は電話もネットも使えない時間が生じるので、これを平日の朝にずらされると地味に困ります。

そこでこの記事では、日本通信SIM・楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル・LINEMO・IIJmioの6社について、各社の公式ページに書かれている受付時間と完了までの目安を並べます。順位はつけません。何時に手続きできるかは、あなたがどの会社からどの会社へ、SIMカードとeSIMのどちらで移るかで変わるからです。

先に結論:「他社から」の切替は、だいたい21時前後で終わる

6社の公式ページを読み比べて見えたのは、次の3点です。

  • 他社からの乗り換え(MNP)の切替受付は、9時ごろ始まって21時前後に終わる会社が多い。 UQモバイルは9:00〜21:15、LINEMOのウェブ受付とワイモバイルのeSIM(他社からの乗り換え)は9:00〜21:00です。深夜に思い立っても、その日のうちには進みません。
  • 同じグループの中での移動だけ、受付時間が別扱いになっている。 UQモバイルはau・povo1.0からの番号移行だと0:05〜23:55、ワイモバイルもソフトバンク・LINEMOからの乗り換えなら4:00〜23:15、LINEMOもソフトバンク・ワイモバイルからなら0:00〜23:15と案内されています。同じ「乗り換え」でも、出発点によって使える時間帯が違います。
  • 電話でしか切り替えられないパターンがある。 IIJmioの音声SIM(SIMカード)は、公式の手順が「IIJmioオンデマンド開通センターへ電話」で、受付は年中無休の9:00〜19:00です。19時までに電話できる日を作らないと進みません。

回線切替 | 他社からの乗り換えの場合

6社の切替の受付時間と完了までの目安

2026年9月3日に各社の公式ページで確認した記載をもとにしています

ウェブだけで切替できる受付の終わり完了までの目安
日本通信SIM 筆者契約中 ○ マイページのボタンで完結 ○ 時間帯の制限の記載なし △ 10〜20時は1時間以内、夜間は翌日11時頃
楽天モバイル ○ my 楽天モバイルのボタンで完結 △ 21:00を過ぎると翌朝9:00以降の開通 ○ 9:00〜21:00の受付は当日中に開通
UQモバイル ○ 注文履歴の画面から手続き △ 9:00〜21:15(他社から) △ 終了直前は翌日になる場合あり
ワイモバイル △ eSIMはウェブ、SIMカードは電話窓口 △ eSIM 9:00〜21:00/電話 10:00〜19:00 △ ウェブ約15分/電話は1〜2時間ほど
LINEMO ○ ウェブ受付あり(電話も選べる) △ ウェブ 9:00〜21:00/電話 10:00〜19:00 △ ウェブ最大15分/電話は最大1〜2時間
IIJmio × 音声SIMは電話のみ(eSIMはウェブ) × 電話は9:00〜19:00 ○ 完了から10分程度で切り替わる
  • ※他社から乗り換える場合の記載です。同じグループ内(au→UQ、ソフトバンク→ワイモバイル等)は別の時間帯が案内されています。
  • ※システムメンテナンス中は受付時間内でも手続きできない場合があると案内している会社があります。

SIMくらべ

各社の公式ページに書いてあること

日本通信SIM(筆者が契約している会社です)は、公式の案内で、マイページの「MNP回線切り替え」ボタンを押し、届いたSIMに印字された15桁の下4桁を入力する手順を示しています。特徴は、受付を止めるのではなく、押した時間帯で完了までの時間が変わる書き方をしている点です。10時〜20時は「1時間以内に完了」、20時〜24時は「翌日11時頃までに完了」、0時〜10時は「当日11時頃までに完了」と案内されています。深夜に押しても手続き自体は受け付けられますが、開通は朝になる、という整理です。

楽天モバイルは公式FAQに、受付時間と開通時間の対応表を載せています。午前0時00分〜午前8時59分の手続きは「午前9時00分以降、当日中に開通」、午前9時00分〜午後9時00分は「当日中に開通します」、午後9時01分以降は「翌日の午前9時00分以降に開通します」。あわせて「午後9時00分の直前に『MNP転入を開始する』ボタンを押した場合は、当日の開通手続きに間に合わず翌日開通となることがあります」とも書かれています。21時ぴったりを狙うのは避けたほうがよさそうです。

UQモバイルの回線切替え手続きのページは、申込区分ごとに受付時間を分けています。他社からの乗り換え(MNP)は9:00〜21:15、au/povo1.0からの番号移行と機種変更は0:05〜23:55、ローソンや郵便局で端末を受け取った場合の手続きは6:00〜21:15です。いずれにも「終了時間直前にお手続きした場合、手続き完了が翌日になる場合があります」「システムメンテナンス中の場合、受付時間内であっても回線切替えできません」と注記があります。

ワイモバイルは、SIMカードとeSIMで入口が違います。回線切替方法のページでは電話の窓口が案内されていて、対応時間は10:00〜19:00、「お電話での受付後、1〜2時間ほどで切り替えが完了します」と書かれています。一方eSIMの申し込みガイドでは、他社から乗り換える場合の受付時間が9:00〜21:00(年中無休)で「手続き後15分ほどで切り替えが完了します」、新規契約やソフトバンク・LINEMOからの乗り換え、機種変更の画面では4:00〜23:15と案内されています。

LINEMOの他社からの乗り換えガイドには、「WEBでの受け付け【受付時間 9:00〜21:00】」「電話での受け付け【受付時間 10:00〜19:00】」と両方が並んでいます。所要時間は「回線切替はウェブの場合は最大15分ほど、電話の場合は最大1〜2時間ほどかかります」。これに対し、ソフトバンクからの乗り換えガイドでは開通受付時間が0:00〜23:15とされ、「時間外はメンテナンスのため開通できません」と書かれています。

IIJmioは、SIMカードとeSIMの差がいちばん大きい会社でした。SIMカードの設定手順では「IIJmioオンデマンド開通センター」への電話が手順として示され、フリーダイヤルの受付は年中無休の9:00〜19:00。発信者番号を非通知にしている電話・公衆電話・一部のIP電話からは手続きできないと明記されています。開通手続きが完了してから10分程度で旧回線が使えなくなる、という流れです。一方音声eSIMの設定手順は会員ページから自分で行う形で、「20:30から翌日9:00の間の開通手続きは、翌日9:00以降の開通となる場合があります」と注記されています。

手続きしないまま放っておくとどうなるか

もうひとつ、受付時間とセットで知っておきたいのが**「切り替えないまま置いておくと、いずれ会社側が切り替える」**という仕組みです。ここは各社が公式に書いています。

  • UQモバイル:「回線切替えをしない場合、商品到着から7日後に自動的に回線切替えが完了します。MNPはMNP予約番号の有効期限最終日に行います。」さらに、開通手続きが未実施のままだと注文をキャンセルする場合があり、返送期日内に商品を返さないと「商品販売価格相当額の違約金」が発生すると書かれています。
  • ワイモバイル:「商品到着日から6日後の受付時間内までに切り替えを行わなかった場合、その翌日(商品到着日の7日後)に弊社にて切替手続きを行います。その場合、切替時間の指定はできませんのでご了承下さい。」
  • LINEMO:「SIMカードの到着日から6日後の21:00までに切り替えを行わなかった場合、その翌日(SIMカード到着日の7日後)に弊社にて回線切替を行います。」
  • IIJmio:開通手続きを行わない場合はMNP予約番号の有効期限当日内に自動的に開通、MNPワンストップで転入した場合は「開通手続きを行わない場合、10日目に自動的に開通されます」。

つまり多くの場合、忘れていても最終的には切り替わります。ただし時間の指定ができないので、仕事中や移動中に突然切り替わる可能性があります。

そして、ここにひとつだけ「自動では救われない」ケースがありました。日本通信SIMは、MNP予約番号を発行しない通常の乗り換えについて「お申込完了日の2週間後の20時までに切り替えが行われていない場合、お申込は無効となります。その場合、初期手数料の代金やスターターパック代金の返金はできませんのでご注意ください」と明記しています。自動切替ではなく無効になり、しかもお金が戻らないという点で、他の5社の書きぶりとは性格が違います(MNP予約番号を取得した乗り換えの場合は、有効期限当日に自動で切り替えると案内されています)。

いつ手続きするのが無難か

以上をふまえると、時間帯の決め方はだいたい次のように整理できます。

平日の日中に30分ほど確保できる人は、午前中から夕方までのあいだが素直です。今回見た6社は、この時間帯ならウェブでも電話でも受付が開いています。切替中は通話やデータ通信が使えない時間が生じるので、大事な連絡が入る予定のない時間帯を選ぶのが安全です。

夜しか時間が取れない人は、19時と21時の2つの締切を意識することになります。19時はIIJmioの音声SIMやワイモバイル・LINEMOの電話窓口の終わり、21時前後はUQモバイル・LINEMOのウェブや楽天モバイルの当日開通の境目です。20時台に始めるなら、ウェブで完結する手続きかどうかを先に確認しておくとよいでしょう。締切の直前は「翌日開通になる場合がある」と各社が書いているので、余裕を持たせたほうが確実です。

Wi-Fiがある場所でやることも地味に効きます。切替の前後は自分の回線が使えなくなる時間があり、eSIMのプロファイル取得やAPN設定にも通信が必要になるためです。

よくある質問

Q. 受付時間を過ぎて手続きしてしまったら、失敗になりますか。 A. 今回見た範囲では、失敗というより「翌日にずれる」という書き方が多いです。楽天モバイルは午後9時01分以降の受付を「翌日の午前9時00分以降に開通します」、IIJmioの音声eSIMは20:30以降を「翌日9:00以降の開通となる場合があります」としています。一方でUQモバイルのように受付時間外は手続き自体ができないと読める会社もあるので、その日にどうしても終わらせたいなら早めに動くのが無難です。

Q. 切り替えている最中は、電話もネットも使えなくなりますか。 A. 元の回線が止まってから新しい回線が使えるようになるまでの間は、通話・通信ができない時間があると考えておくのが安全です。所要時間の目安は公式に出ていて、ワイモバイルのeSIMとLINEMOのウェブ手続きは15分ほど、LINEMOの電話手続きは最大1〜2時間ほど、IIJmioは開通完了から10分程度、日本通信SIMは10時〜20時なら1時間以内とされています。

Q. 元の会社の解約は、自分でしなくていいのですか。 A. 回線切替が完了した時点で自動的に解約になる、と各社が書いています。LINEMOは「回線切替の完了と同時に、利用中の携帯電話会社の契約は自動解約となります」、ワイモバイルも「MNP転入をする場合は、ご自身で乗り換え元の携帯会社を解約しないでください」と注意しています。先に解約すると番号を引き継げなくなるので、順番を守ってください。

Q. 土日や祝日でも切り替えられますか。 A. 今回見たページでは、UQモバイルが「年中無休」、ワイモバイルのeSIM受付とIIJmioのオンデマンド開通センターも「年中無休」と明記していました。ただし、システムメンテナンスのときは受付時間内でも手続きできない場合があると書かれています。年末年始など特別な期間の扱いは各社の告知で変わるため、その都度の確認が要ります。

こんな人は急がなくてよい/早めに動いたほうがよい

急がなくてよいのは、期限まで日数に余裕があり、平日の日中に手続きできる人です。多くの会社は放っておいても最終的に自動で切り替えてくれるので、「うっかり忘れて番号を失う」事態にはなりにくい設計になっています。

早めに動いたほうがよいのは、次のような人です。IIJmioの音声SIMのように電話でしか切り替えられない契約をしていて、平日19時までに電話する時間が取りにくい人。MNP予約番号の有効期限が迫っている人。そして、日本通信SIMに予約番号なしで乗り換えていて、申込完了から2週間が近づいている人です。最後のケースだけは、期限を過ぎると申し込みが無効になり、支払ったお金も戻らないと公式に書かれています。

いずれの場合も、SIMやeSIMが届いた日に**「いつ切り替えるか」を先に決めてカレンダーに入れておく**と、締切間際の慌ただしさをかなり減らせます。

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(最終確認日: 2026-09-03)。最新は各公式サイトでご確認ください。

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