選び方・基礎知識

SMS認証コードが届かない原因は?格安SIM6社の設定

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※当サイトにはアフィリエイト広告(PR)を含むページがあります。この記事の広告リンクは、「広告・PR」枠に入れた楽天モバイルとIIJmioの2本だけです(2026年9月17日時点)。それ以外の各社へのリンクは、出典として置いた公式ページへの通常リンクです。内容は各社が公開している情報の調査に基づくもので、筆者が6社の回線で認証コードの受信を試したものではありません(筆者が契約しているのは日本通信SIMのみです)。設定を変える前に、各公式サイトで最新の案内をご確認ください。

銀行アプリの再設定、フリマアプリのログイン、クレジットカードの本人認証。画面には「SMSを送信しました」と出ているのに、メッセージアプリはいつまでも空のままです。もう一度送っても結果は同じで、回数の上限に当たって手続きが止まります。

原因は電波でも故障でもなく、通信会社が自動でかけているフィルタか、端末側の受信設定であることがほとんどです。

この記事でわかることは3つです。

  • 認証コードが止まる場所は3か所しかないこと
  • 6社の自動フィルタの初期設定と、解除する場所の違い
  • 拒否されたSMSを後から読めるかどうかの差

順位はつけません。フィルタは詐欺SMSを防ぐための機能で、強いほうがよいか弱いほうがよいかは使う人の事情で変わるためです。

認証コードが止まる3か所

SMSが端末に表示されるまでには3つの関門があります。どこで止まっているかを先に切り分けると、無駄な再送を繰り返さずに済みます。

  1. 送信側:入力した電話番号の誤り、送信元サービス側の不具合
  2. 通信会社の設備:迷惑SMSの自動拒否、国内他事業者や海外事業者からの受信ブロック
  3. 端末とアプリ:着信拒否、不明な差出人のフィルタ、メッセージアプリのブロック

このうち利用者が気づきにくいのが2番目です。近年は各社が申し込みなしで自動的に迷惑SMSの拒否を有効にしており、契約時に何も選んでいなくても働いています。

日本通信SIMの「SMSの送信・受信ができない場合」のページも、認証コードが届かない場合の確認先として送信先番号の誤りとSMS受信拒否設定を並べています。番号の打ち間違いを疑ったら、次は拒否設定です。

切り分けの手が1つあります。IIJmioの公式Q&Aが案内している方法で、自分の電話番号に自分でSMSを送るというものです。自分宛が届けば端末とアプリは正常で、原因は送信側かフィルタ側に絞られます。

6社の自動フィルタの違い

SMS認証 | 回線側の自動拒否

6社の迷惑SMS拒否と解除の場所

2026年9月9日に各社の公式ページで確認した記載をもとにしています

自動フィルタの初期設定拒否されたSMSの復旧解除する場所
日本通信SIM 筆者契約中 △ 全プランに自動で適用 △ 公式に記載を確認できず ○ ダイヤルで確認と解除
楽天モバイル △ 初期設定がオン × 閲覧も復旧もできない △ アプリ内のmy楽天のみ
UQモバイル △ 全契約者に自動で適用 × 復旧はできない ○ My UQ mobileで無効化
ワイモバイル ○ 初期値は5項目ともオフ △ 自分で入れた設定次第 ○ My Y!mobileで変更
LINEMO △ 初期値は公式で未確認 △ 公式に記載を確認できず ○ My Menuで変更
IIJmio △ 危険SMS拒否の解除が要る △ 公式に記載を確認できず ○ 特番かWebで解除
  • ※2026年9月9日に各社の公式ページで確認した記載の要約です。
  • ※「復旧」は拒否されたSMSを後から読めるかどうかを指します。

SIMくらべ

日本通信SIM|全プランに自動で適用

筆者が契約している日本通信SIMは、2022年3月24日から「危険SMS拒否」を自動で適用しています。公式のお知らせによると、対象はドコモネットワーク回線の音声サービス(全プラン)で、料金は無料です。

公式に**「お客様ご自身で操作される必要はございません」**と書かれています。契約したその日から働いている、という意味です。

例外が1つあります。すでに「SMS一括拒否設定」または「個別番号受信」を設定していた回線には自動適用されず、既存の設定が続きます。前の会社で受信拒否を細かく作り込んでいた人は、そちらが原因になる場合があります。

確認の方法は特番ダイヤルです。公式ページには、SMSの受信拒否設定は**「*20184」に発信すると確認できる**と書かれています。ネットワーク暗証番号が必要になるため、手元に用意してから電話をかけてください。日本通信SIMには案件がなく、この回線の紹介で当サイトは報酬を受け取っていません。手間の多い部分もそのまま書いています。

楽天モバイル|初期設定がオン

楽天モバイルの「迷惑SMS拒否設定」も月額無料で、申し込みなしに自動で適用されます。公式に「デフォルトの初期設定はONになります」と明記されています。

この会社で注意したいのは、拒否された後です。公式が**「本オプションサービスにより拒否されたSMSの閲覧や復旧はできません」**と書いています。届かなかった認証コードを後から探す手段はありません。

設定を切る場所も限られます。変更できるのはmy楽天モバイル(Rakuten Linkアプリ内)だけで、アプリが最新版でないと変更できない場合があります。

もう1つ、楽天モバイル特有の分岐があります。公式FAQによると、企業からのSMS認証コードはRakuten Linkではなく、OS標準のメッセージアプリで受信します。Rakuten Linkだけを開いて「届かない」と判断している例が起こりえます。iPhoneでは、Rakuten Linkを使っていない相手からのSMSも標準アプリ側に入ります。

同FAQは、届かないときの確認としてVPNをオフにすること、デュアルSIMなら楽天モバイル回線が選ばれているかを見ることも挙げています。

UQモバイル|復旧できない仕様

UQモバイルの「迷惑SMSブロック」は、迷惑SMSの疑いがあるものを自動判定して届かないようにするサービスです。月額無料、申し込み不要で、UQ mobileの回線サービスを契約中のすべての人に自動適用されます。

判定の対象カテゴリは公式に列挙されています。出会い系、ドラッグ、アダルト、ギャンブル、フィッシングなどの詐欺、マルウエアの6分野です。

こちらも**「本機能により拒否されたSMSの復旧はできません」**と明記されています。楽天モバイルと同じ扱いです。

無効化はMy UQ mobile(アプリ・Web)から行います。au IDでログインし、スマートフォン・携帯電話→ご契約内容/手続き→ご契約情報と進み、オプションサービス内の「迷惑SMSブロックの無効化」を追加します。無効化のほうを「追加する」操作になる点が、他社と手順の感覚が違うところです。

見落としやすい注記もあります。番号移行を行った場合は、改めてこの機能が設定されます。一度切っていても、手続きの内容によっては元に戻る可能性があります。

ワイモバイル|初期値は全部オフ

ワイモバイルは6社のなかで、初期状態のフィルタがもっとも弱い部類です。公式FAQには、迷惑メール対策の初期値(解除状態)が5項目とも「効かせない側」で並んでいます。

  • なりすましSMSの拒否:利用しない
  • 電話番号メールの拒否・許可:すべてを許可する
  • 海外電話番号メールの拒否:利用しない
  • URLリンク付きSMSの拒否:利用しない
  • 迷惑SMSフィルター:利用しない

認証コードが届かない原因が回線側のフィルタである確率は、その分だけ下がります。過去に自分で設定した覚えがないなら、端末側を先に疑うほうが早いことになります。

同FAQは端末側の確認も細かく挙げています。着信拒否設定に相手が入っていないか、着信規制が「全着信規制」になっていないか、本体の空き容量が足りているか。空き容量はつい後回しになる項目です。

送信側の条件も書かれています。本文が全角670文字(半角1530文字)以上だと受信できず、件名や写真が添付されている場合も届きません。

LINEMO|自分で強くする設計

LINEMOの迷惑メール対策は、公式FAQによるとMy Menuの「迷惑メール対策」から設定します。並んでいる項目は4つです。

  • 迷惑SMSフィルター(公式は「強(おすすめ設定)」への変更を案内)
  • なりすましSMSの拒否
  • URLリンク付きSMSの拒否(「利用する」に切り替え)
  • 電話番号メールの拒否・許可の設定

公式が「強に変更する」「利用するに切り替える」という書き方をしているため、利用者が自分で強くする前提の設計と読めます。各項目の初期値そのものは同ページで確認できませんでした(2026年9月9日確認)。当サイトでは未確認として扱います。

心当たりがあるとすれば「URLリンク付きSMSの拒否」です。認証コードのSMSには、確認用のURLが一緒に入っているものがあります。詐欺SMS対策として有効にしていると、正規の通知まで巻き込まれる可能性があります。

IIJmio|SIMの種類から確認

IIJmioは、フィルタの前に確認する項目があります。公式Q&Aには、SMSは「SMS SIMまたは音声通話SIMでご利用可能」と書かれています。SIMの種類によってはSMSそのものが使えません。データ専用SIMでの可否は同ページに明記がなく、当サイトでは未確認としています。

受信できない場合の手順も公式に整理されています。危険SMS拒否設定の解除は、音声通話SIMなら特番ダイヤルの手順4で「2 解除する」を選び、Webからなら「全て受信する」を選びます。

端末側の確認は会社別というより端末別です。iPhoneは「海外事業者ブロック機能」が有効になっていないか、iMessageの登録解除が必要でないかを見ます。Androidは「+メッセージ」のブロックメッセージと連絡先未登録者のフィルタリング、「Googleメッセージ」の会話ブロックとRCS設定を確認します。

クレジットカードの本人認証で困っている人向けの案内もあります。3Dセキュアのワンタイムパスワードが届かない場合のQ&Aでは、同じ手順を試して改善しないときは、カード発行会社にアプリ認証やメール送信を相談するよう書かれています。回線側で解決しない場合の逃げ道を公式が示している点は、探す時間の節約になります。

端末側で止まっている場合

回線のフィルタを疑う前に切れる原因が、端末には3つあります。6社の公式ページに共通して出てくる項目です。

1. 不明な差出人のフィルタ(iPhone)

日本通信SIMの公式ページが、認証コードが届かない場合の確認先として名指ししています。設定>メッセージにある「不明な差出人をフィルタ」です。有効にしていると、連絡先に入っていない番号からのSMSが別のタブに振り分けられます。届いていないのではなく、見ている画面が違うだけ、という事故が起こります。

2. 電話帳未登録からの着信拒否(Android)

同じく日本通信SIMが挙げている項目です。迷惑電話対策として設定していると、企業からのSMSはすべて対象になります。

3. メッセージアプリのブロック機能

IIJmioの公式Q&Aが「+メッセージ」と「Googleメッセージ」の両方について書いています。過去にブロックした番号や、連絡先未登録者のフィルタリングが効いている場合があります。

3つとも通信会社の管理画面ではなく、端末の設定です。回線を乗り換えても直りません。認証コードが以前から届きにくいなら、端末側を先に見るほうが早く終わります。

回線を変えた直後だけ届かない場合は、別の原因も考えられます。データ通信そのものが動いていないケースについてはAPN設定の記事にまとめました。

SMSが使えないSIMの種類

契約しているSIMにSMSの機能が付いていなければ、設定をいくら見直しても認証コードは届きません。IIJmioの公式Q&Aが「SMS SIMまたは音声通話SIMでご利用可能」と書いているとおり、SIMには種類があります。

音声通話つきプランの契約条件
事業者・プラン 月額
(税込)
データ容量 回線 縛り・解約金
日本通信SIM 合理的50GBプラン 筆者契約中 当サイトに報酬なし 2,178円 50GB ドコモ回線 なし / 解約金なし
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3GBまで 1,078円 / 3〜20GB 2,178円 / 無制限 3,278円 3GB〜無制限(段階制) 楽天回線 なし・利用開始から1年以内の解約は解約事務手数料 最大1,078円 / 解約金 調査中
LINEMO ベストプラン 当サイトに報酬なし 〜3GB 990円 / 3GB超〜10GB 2,090円 〜10GB(段階制) ソフトバンク回線 縛りなし・12カ月以内の解約は解約金990円
IIJmio ギガプラン(音声SIM) 2GB 850円 / 5GB 950円 / 10GB 1,400円 / 15GB 1,600円 / 25GB 2,000円 / 35GB 2,400円 / 45GB 3,300円 / 55GB 3,900円 2〜55GB(8段階から選択) ドコモ回線/au回線から選択 なし / 解約金なし

※ 料金は全て税込。2026-08-08に各社公式サイトを確認した内容です。 最新の料金・契約条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。

※「調査中」は現時点で公式サイトの記載を確認できていない項目です。推測では埋めていません。

※「当サイトに報酬なし」は、その事業者から当サイトが報酬を受け取れる広告プログラムが無いことを示します。報酬の有無で評価を変えない方針です(広告掲載ポリシー)。

※ 順位は付けていません。条件によって向き・不向きが変わるため、本文の分岐を参照してください。

音声通話つきで契約していればSMSは使えます。判断が要るのは、2台目やタブレット用にデータ専用で契約している回線です。

  • データ専用SIMは、会社とプランによってSMSが付かない
  • 050で始まるIP電話は、SMSの受信に使えない場合がある
  • eSIMでも、データ専用として発行したものは同じ扱いになる

認証に使う番号として登録するなら、音声通話つきの回線を選ぶのが確実です。SIMの種類そのものの選び方はeSIMとSIMカードの記事で扱っています。

もう1つ、乗り換えの直後に固有の落とし穴があります。IIJmioの公式Q&Aには、MNP利用時は国際SMS送受信に制限がある場合があると書かれています。海外のサービスから届く認証コードは、国内のものと経路が違います。

音声通話とSMSが最初からセットの回線を1本確保しておきたい人は、楽天モバイルの公式ページでプランの条件を確認しておくと判断が早くなります。

よくある質問

Q. 何度送っても届きません。何から確認しますか。 A. 自分の番号に自分でSMSを送ってください。IIJmioが公式に案内している切り分けです。自分宛が届けば端末とアプリは正常なので、回線側のフィルタか送信元を疑います。届かなければ端末側の設定が原因です。

Q. 迷惑SMSのフィルタは切ったほうがよいですか。 A. 認証コードを受け取る間だけ切って、済んだら戻す使い方が現実的です。フィルタは詐欺SMSを防ぐ機能で、常時切っておくと不審なメッセージがそのまま届きます。UQモバイルも楽天モバイルも、すべての不審なSMSの拒否を保証するものではないと書いています。

Q. 拒否されたSMSを後から読めますか。 A. 楽天モバイルは「閲覧や復旧はできません」、UQモバイルは「復旧はできません」と公式に明記しています。読み返す手段はないため、設定を切ってから送信元に再送を依頼する流れになります。

Q. 楽天モバイルでRakuten Linkに認証コードが来ません。 A. 公式FAQによると、企業からのSMS認証コードはOS標準のメッセージアプリで受信します。Rakuten Linkではなく、iPhoneの「メッセージ」やAndroidのメッセージアプリを開いてください。

Q. 海外にいるときだけ届きません。 A. 海外事業者からのSMSをブロックする設定が働いている可能性があります。IIJmioはiPhoneの「海外事業者ブロック機能」を、ワイモバイルは「海外電話番号メールの拒否」を確認項目に挙げています。ワイモバイルの初期値は「利用しない」です。

Q. 格安SIMだから届きにくい、ということはありますか。 A. 会社の規模とSMSの到達は別の話です。6社とも同じ携帯電話網を使い、拒否の仕組みも自動フィルタと端末設定という同じ構造になっています。違うのは初期設定の強さと、解除する場所です。

Q. LINEの認証だけ通りません。 A. LINEは年齢確認など、SMS以外の仕組みも使います。会社によって対応が分かれる部分があるため、LINEのID検索の記事も合わせて確認してください。

認証コードが来ない画面の前では、回線を変えたことが失敗だったように感じます。実際は契約時に自動で入った拒否設定を1つ戻すだけで終わる場合が多く、乗り換え先の良し悪しとは別の問題です。急ぎの手続きが控えているなら、切り替えの前にフィルタの場所だけ確認しておくと、当日の待ち時間が減ります。

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(最終確認日: 2026-09-09)。最新は各公式サイトでご確認ください。

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