乗り換え・手続き

格安SIMにSIMロック解除は必要?確認と6社の扱い

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※当サイトにはアフィリエイト広告(PR)を含むページがあります。この記事の広告リンクは、記事末尾の「広告・PR」枠にあるIIJmioの1本だけです(2026年9月18日時点)。それ以外の各社へのリンクは、出典として置いた公式ページへの通常リンクです。内容は各社が公開している情報の調査に基づきます。筆者が各社の解除手続きを試したものではありません(契約しているのは日本通信SIMのみです)。この記事の情報は2026年9月18日時点のものです。※最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。

いま使っているスマホをそのまま格安SIMで使いたい。そのとき最初に引っかかるのがSIMロックです。手続きが要るのか要らないのか、調べるほど答えがばらついて見えます。

ばらついて見える理由ははっきりしています。SIMロックの有無は、端末をどの会社でいつ買ったかで決まるためです。同じ機種でも、買った時期が数か月違うだけで扱いが変わります。

この記事でわかることは3つです。

  • 自分の端末に手続きが要るかどうかの見分け方
  • ドコモ・au・ソフトバンクの解除方法と手数料
  • 乗り換え先6社が公式に書いている条件(とくにeSIMの扱い)

順位はつけません。必要な手続きは乗り換え先ではなく、いま持っている端末の出どころで決まるためです。

分かれ目は端末の発売時期

手続きが不要になる時期は、会社ごとに公式ページで示されています。そして3社で日付がそろっていません。

ドコモの公式「SIMロック解除」ページの文言は次のとおりです。「2021年8月27日(金曜)以降に新たに発売される機種をご購入される場合は、SIMロックが設定されていないため、SIMロック解除の手続きは不要です。」

auは公式FAQ「携帯電話の購入時にSIMロックがかかっているか知りたい」で、2021年10月1日以降に発売された機種にはSIMロックがかかっていないと案内しています。iPhone 13シリーズなど2021年9月24日発売の一部機種も対象です。

ソフトバンク系は少し事情が違います。LINEMOの公式「SIMロック解除方法」は、ソフトバンク・ワイモバイルのAndroid端末について「2021年5月12日以降に端末を購入された方」は「購入時にSIMロック解除の手続きは実施済みのため、お客さまによる手続きは不要です」と書いています。発売日ではなく購入日が基準という点が他社と異なります。

中古で買った端末や、家族から譲り受けた端末は、この日付をまたいでいることがあります。年式のあいまいな端末ほど、次の章の確認作業が要ります。

自分の端末を確かめる2つの画面

端末の画面を見れば、解除済みかどうかは分かります。auの公式FAQ「SIMロックの解除状況を確認したい」が手順を公開しています。

  • iPhone:「設定」→「一般」→「情報」の順に進み、「SIMロック」の欄を見る。「SIMロックなし」なら解除済み
  • Android:「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」を開く。「許可」が解除済み、「未許可」が未解除

楽天モバイルの公式FAQも、iPhoneについて同じ場所を案内しています。手元に端末があるなら、検索するより画面を開くほうが早く確実です。

同じFAQには続きがあります。解除の登録が済んでいても、他社のSIMを挿してアクティベーションや利用設定をするまでは完了ではないという内容です。表示だけ見て安心せず、SIMを挿したあとの動作まで確かめてください。

解除元3社の手続きと手数料

解除の手続きは、いま契約している(または端末を買った)会社で行います。乗り換え先ではありません。

ドコモは2023年10月1日から扱いが変わりました。公式ページの文言は「2023年10月1日(日曜)より、条件なく解除いただけます。」です。手数料も「すべてのお申込み方法にてSIMロック解除手数料を無料」と明記されています。オンラインは24時間受付、電話はドコモ携帯から151で午前9時から午後8時、ほかに店頭があります。

auはさらに進んでいます。公式「SIMロック解除のお手続き」に「2026年8月19日以降、SIMロック解除のお手続きが不要となるよう、当社による設定変更を順次進めており」と書かれています。会社側が順に解除していく方式です。順次と書かれているため、自分の端末が済んでいるかは前章の画面で確かめます。手続きが必要な場合はMy auアプリかWeb、店頭で受け付けています。

ソフトバンクは公式「SIMロック解除のお手続き」で無料と案内しています。受け付けられない条件が3つ明記されている点が特徴です。

  • 「機種本体にネットワーク利用制限がかかっている場合、SIMロック解除を行うことができません」
  • 「ご利用料金を滞納中の場合、SIMロック解除の受付ができません」
  • 「対象の製品に故障や水濡れがある場合は、SIMロック解除のお手続きができません」

ワイモバイルで買った端末も手続きが要ります。公式FAQ「SIMロック解除の手続き方法を教えてください。」によると、My Y!mobileでの手続きは無料、店頭は購入当日にクレジットカードで支払う場合を除いて有料です。手続きには製造番号(IMEI)が要り、「電話」アプリから「*#06#」をダイヤルすると表示されます。iPhoneには解除コードが発行されず、Androidとポケット型WiFiには解除コードが発行されます。

ドコモとソフトバンクの公式ページは、そろって同じ注意を書いています。解除したあとにSIMロックをかけ直すことはできません。売却や下取りを予定していても、解除が不利に働く場面は公式には示されていません。

乗り換え先6社の公式の書き方

各社の公式ページに書かれている内容を並べます。見つからなかった項目は推測で埋めず「確認できず」と書きます。

SIMロック解除 | 乗り換え先6社の条件

解除がいる端末と、eSIMのときの扱い

2026年9月18日に各社公式ページで確認した記載をもとにしています

解除が不要な端末eSIMのとき注意点
日本通信SIM ドコモ回線 ○ 2021年10月以降発売の端末とキャリア以外で買った端末 △ ロックがかかった端末は利用不可と明記 △ 電波表示が出ないときは解除が必要な場合あり
楽天モバイル 楽天回線 ○ 楽天モバイルで買った製品とSIMフリー製品 △ 開通手続きの前に解除するよう案内 × 他社契約の端末は解除まで電波を使えないと明記
UQモバイル au回線 ○ au公式では2021年10月1日以降発売の機種 △ UQ単独の記載は今回確認できず △ au側の自動解除が順次進行中
ワイモバイル ソフトバンク回線 △ 自社販売の端末は他社SIMで使うとき解除が必要 △ 記載は確認できず △ 店頭手続きは購入当日を除き有料
LINEMO ソフトバンク回線 ○ 2021年5月12日以降に買ったソフトバンク・ワイモバイル端末 × eSIM申込は初期設定前に解除が必要 △ 2021年5月11日以前は解除コードの入力画面が出る
IIJmio タイプD/タイプA ○ タイプDはSIMフリー端末とドコモ端末 × ドコモ・au・SoftBank端末でeSIMを使うなら解除が必要 △ タイプAでauのVoLTE端末を使うなら解除が必要
  • ※各社公式ページの記載を2026年9月18日に確認したものです。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。

SIMくらべ

日本通信SIM:2021年10月が境目

筆者が契約している日本通信SIMは、公式「eSIMご利用ガイド」に「2021年10月以降に発売の端末や、キャリア以外で購入した端末は、SIMロックがかかっていません。」と書いています。ロックが残っている場合は「購入した各キャリアのマイページから解除できます。」と案内しています。

eSIMを使う場合の条件も同じページにあります。利用できない端末として「SIMロックがかかっている端末」が挙げられています。eSIMではロックが残ったままの端末は選べないということです。

公式の「電話/音声通話ができない場合」にも関連する記載があります。電波表示がない場合はSIMロックの解除が必要になることがある、という内容です。つながらない原因の候補として公式が挙げている形です。

なお、当サイトは日本通信SIMから報酬を受け取っていません。それでも先頭に置いているのは、筆者が実際に契約している唯一の回線だからです。

楽天モバイル:解除前に開通しない

楽天モバイルの公式FAQ「SIMロック解除をせずに、開通手続きをしても、問題ないでしょうか?」は、順番をはっきり指定しています。

不要なのは「楽天モバイルで購入した製品/SIMフリーの製品の場合SIMロックの解除は不要です。」という端末です。一方で「他の携帯電話会社でご契約されていた製品の場合SIMロックが解除されるまでは、楽天モバイルの電波をご利用できません。」と書かれています。

結論の文は「必ず、SIMロック解除をして開通手続きを行ってください。」です。解除を後回しにすると開通で止まる設計になっています。乗り換えの当日に慌てないよう、申し込み前に前章の画面で確かめておくほうが安全です。

UQモバイル:au側の扱いに従う

UQモバイルはau回線を使うサービスです。今回、UQモバイル単独のSIMロック解除FAQは読み取れませんでした(ページの内容が途中で切れて確認できず)。そのため、ここではau公式の記載を根拠にします。

au公式FAQによると、SIMロックがかかっていないのは2021年10月1日以降に発売された機種です。それ以前の機種は購入時点でロックがかかっており、解除を希望する場合は別途手続きが必要とされています。

前章で触れた2026年8月19日以降の自動解除も、au側の取り組みです。手続きが不要になる端末が順に増えている状態のため、古いau端末を使う予定なら、申し込み前に一度画面を見る価値があります。

ワイモバイル:自社端末は手続きが必要

ワイモバイルは、自社で販売した端末を他社のSIMで使う場合に解除が必要です。手続き窓口はMy Y!mobileとワイモバイルショップの2つで、ウェブは無料、店頭は購入当日を除いて有料になります。

公式FAQには、代理で手続きするときの制限も書かれています。「ご契約者さま以外のかたの受付件数上限は、ご来店者さまにつき2台/日までです。」という内容です。家族の端末をまとめて持ち込む予定があるなら、台数を分ける必要があります。

ワイモバイルの回線を契約する側として他社端末にSIMロック解除が必要かどうかは、今回読んだ範囲では明確な記載を確認できませんでした。持ち込む端末の出どころの会社で確かめるのが確実です。

LINEMO:eSIMだけ扱いが違う

LINEMOの公式「SIMロック解除方法」は、購入日で2つに分けています。「2021年5月12日以降に端末を購入された方」は手続き不要、「2021年5月11日以前に端末を購入された方」はLINEMOのSIMカードを挿したときに解除コードの入力画面が表示されます。

見落としやすいのは申し込み方法による違いです。ソフトバンクやワイモバイルから乗り換える場合、SIMカードでの申し込みなら「事前のSIMロック解除のお手続きは不要です」とされています。ところがeSIMでの申し込みは初期設定の前に解除が必要と書かれています。

eSIMは即日で使える点が利点ですが、ロックが残っていると初期設定で止まります。急ぐ乗り換えほど、先に解除状況を確認しておくほうが結果的に早く終わります。

IIJmio:回線のタイプで条件が変わる

IIJmioは、契約する回線のタイプで条件が分かれます。公式Q&A「利用する端末はSIMロック解除が必要ですか?」の記載は次のとおりです。

  • タイプD(ドコモ回線):「SIMフリーの端末や、NTTドコモの端末は、SIMロックの解除は必要ありません」
  • タイプA(au回線):「VoLTE対応のSIMフリーの端末は、SIMロックの解除は必要ありません」「auのVoLTE端末は、SIMロックの解除が必要です」
  • eSIM(音声/SMS/データ):「ドコモ、au、SoftBank端末でeSIM(音声/SMS/データ)をご利用の場合には、SIMロック解除が必要です」

タイプAでau端末を使う場合に解除が要る点は、直感と逆に見えるかもしれません。同じau回線でも、契約の枠組みが変わるため解除が求められる形です。

6社が使う回線(必要な手続きは回線の種類でも変わります)
事業者・プラン 月額
(税込)
データ容量 回線
日本通信SIM 合理的50GBプラン 筆者契約中 当サイトに報酬なし 2,178円 50GB ドコモ回線
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3GBまで 1,078円 / 3〜20GB 2,178円 / 無制限 3,278円 3GB〜無制限(段階制) 楽天回線
UQモバイル コミコミプランバリュー 当サイトに報酬なし 3,828円 35GB au回線
ワイモバイル シンプル3(S/M/L) 当サイトに報酬なし S(5GB) 3,278円 / M(30GB) 4,378円 / L(35GB) 5,478円 S 5GB / M 30GB / L 35GB ソフトバンク回線
LINEMO ベストプラン 当サイトに報酬なし 〜3GB 990円 / 3GB超〜10GB 2,090円 〜10GB(段階制) ソフトバンク回線
IIJmio ギガプラン(音声SIM) 2GB 850円 / 5GB 950円 / 10GB 1,400円 / 15GB 1,600円 / 25GB 2,000円 / 35GB 2,400円 / 45GB 3,300円 / 55GB 3,900円 2〜55GB(8段階から選択) ドコモ回線/au回線から選択

※ 料金は全て税込。2026-08-08に各社公式サイトを確認した内容です。 最新の料金・契約条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。

※「調査中」は現時点で公式サイトの記載を確認できていない項目です。推測では埋めていません。

※「当サイトに報酬なし」は、その事業者から当サイトが報酬を受け取れる広告プログラムが無いことを示します。報酬の有無で評価を変えない方針です(広告掲載ポリシー)。

※ 順位は付けていません。条件によって向き・不向きが変わるため、本文の分岐を参照してください。

解除しても使えない3つの理由

解除を済ませたのに通信できない、という状態は起こり得ます。公式ページから読み取れる原因は3つです。

1. 対応する周波数が足りない

解除は「他社のSIMを受け付ける」状態にする手続きです。電波の相性までは保証しません。日本通信SIMの公式には、ドコモの電波や通信バンドに対応していない端末では通話やインターネットが使えない、という趣旨の記載があります。乗り換え先の動作確認端末の一覧で、機種名を探すのが先です。

2. 利用設定やアクティベーションが済んでいない

au公式FAQは、解除の登録後に他社SIMを挿して利用設定を行う必要があると書いています。画面に「SIMロックなし」と出ていても、SIMを入れ替えた直後は設定作業が残っています。

3. ネットワーク利用制限や滞納

ソフトバンクの公式は、ネットワーク利用制限がかかっている端末や料金を滞納中の場合は受け付けられないと明記しています。中古で買った端末では、前の持ち主の支払いが残っていると制限がかかることがあります。

つながらない原因は、SIMロック以外にもあります。設定まわりで止まっている場合は、格安SIMに変えたらネットにつながらない?6社のAPN設定もあわせてご覧ください。

条件別に見る次の一手

いまの状況によって、最初にやることが変わります。

2022年以降に買った端末をそのまま使いたい場合は、手続きが不要な可能性が高い状態です。まず端末の画面で「SIMロックなし」または「許可」の表示を確かめます。表示が想定と違えば、買った会社のマイページを開きます。

手元に古いキャリア端末がある場合は、契約が残っているうちに解除を済ませるほうが手間が少なくなります。解約後でも受け付ける会社はありますが、ログインや本人確認の手順が増えます。

eSIMで乗り換えたい場合は、解除の確認を最優先にします。日本通信SIM・LINEMO・IIJmioはいずれも、eSIMでロックが残っていると使えない、または解除が必要と公式に書いています。

中古端末を買う予定の場合は、購入前に「SIMロック解除済み」の表記とネットワーク利用制限の状態を確認します。手元に届いてからでは、解除を頼める相手がいません。

よくある質問

Q. SIMロック解除に料金はかかりますか?

A. ドコモは2023年10月1日からすべての申し込み方法で無料、ソフトバンクも無料と公式に案内しています。ワイモバイルはMy Y!mobileなら無料で、店頭は購入当日を除いて有料です。窓口によって差が出る点は共通しています。

Q. 解約した会社の端末でも解除できますか?

A. auの公式ページは、回線契約がない端末の手続きにIMEIの情報が必要と案内しています。ソフトバンクも通信契約がある場合とない場合で手続きを分けています。受け付けの可否や条件は会社ごとに違うため、端末を買った会社の公式ページで確かめてください。

Q. 解除するとキャリアのサービスが使えなくなりますか?

A. 解除そのもので契約が終わるわけではありません。ただしドコモとソフトバンクの公式は、解除後に元の状態へ戻せないと明記しています。作業前のデータのバックアップも、あわせて案内されています。

Q. 手続きをした覚えがないのに「SIMロックなし」と出ます。

A. 2021年後半以降に発売または購入した端末なら、最初からロックがかかっていない可能性があります。auは2026年8月19日以降、会社側の設定変更で解除を順次進めているとも書いています。表示が「なし」なら、追加の手続きは不要です。

この記事が役に立つ人

  • いま使っているスマホをそのまま格安SIMで使いたい人
  • 中古や譲り受けた端末で乗り換えを考えている人
  • eSIMでの乗り換えを予定していて、当日に止まりたくない人

逆に、あまり関係がないのは次のような人です。

  • 乗り換え先で端末を新しく買う予定の人
  • メーカー直販やオンラインストアでSIMフリー端末を買った人

※料金・キャンペーン条件は執筆時点のものです(最終確認日: 2026-09-18)。最新は各公式サイトでご確認ください。

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